演出家、宮本亜門さん。
手がけた作品は100本以上、東洋人として初めてブロードウェイの舞台を演出
今回は想像を超えたご馳走の数々をたっぷりと紹介
宮本亜門さん人生最高の一品とは!?
MENU
・渋谷:驚きのハンバーグ
・新橋:あの人が最後に食べた鍋
MAIN
・沖縄:美味しすぎる麺
人生最高レストランでは料理の代わりに、
ゲストの「人生で最高においしかったもののお話」を味わえます
(2017.04.29日放送分)
出演者
ゲスト(今夜のごちそう様)
・宮本亜門
Welcome to the AMON MIYAMOTO official website
MC:
・徳井義実(チュートリアル)
徳井義実 (@tokuiyoshimi) | Twitter
・笹川友里(TBSアナウンサー)
常連客:
・菊地亜美
・ピエール瀧
pierre taki official website
宮本亜門さんが人生最高と聞かれ、最初に思いついた料理がこちら
煉瓦亭
宮本「有名なお店なんです。何かといったら、元祖オムライス!なんです」
宮本「ここは初めてお皿にライスを乗せた店」
・元祖オムライス
1900年頃にまかないとして誕生。大阪「北極星」と並び元祖オムライスといわれている
ピエール瀧「オムライスって確か日本にしかない食べ物」
宮本「そうなんです!ここが最初。今の洒落た卵が入ったふわふわのとかトロっとしたのとかと全然違うタイプ」
宮本「ご飯が全然見えちゃっているんですよ。外と中、食感が違う」
銀座で生まれ育ち。両親が共働きで、4・5歳の頃からこのお店で食べていたという亜門さん。
宮本「これが僕にとっては大切なオムライス」
カツレツも元祖といわれているそうです。
渋谷:驚きのハンバーグ
宮本「僕ね、やっぱり演出してて人をビックリさせるのが好きなんですよ。想像以上の物とか想像と違う物を提供するのが自分の好きなことなので」
宮本「料理もそうなんですよね、レストラン行くとこれあり!?みたいな所があってなるほど!みたいな時にこの店が好きだとおもっちゃうタイプ」
俺のハンバーグ シュシュ渡辺
宮本「すごいこだわりが合って。接客の方もホテルに居た方が一緒についてきてるので、小さいお店なんですけどお客様全員をもてなす」
宮本「大体行かれると、この前何お食べになられましたよねと覚えてる」
徳井「一流ホテル!」
宮本「これプレッシャーかけてますね、僕ねw今お店の人うぉぉ、亜門何言ったんだよ~て」
フランス料理を皆さんに気楽に食べていただけるお店だそうです。
まずは亜門さんが必ず頼むサラダから
・よくばり俺ハンサラダ
宮本「これ僕最初に食べたときえぇぇってぐらい感動しちゃったんだけど」
宮本「ここのお店の食べ物全部、高さが高い」
宮本「これガーデンでしょう?これサラダですか?って言いましたもん僕」
ピエール瀧「植え込みじゃないですかw」
鎌倉産わさび菜を使用、苺、鴨肉も添えられている
宮本「これが実に苦味があって、ちょっとした辛味もあって。なよっとした野菜じゃないんですよ」
野菜の下には横須賀産の真鯛を使ったカルパッチョが隠れている
カルパッチョはザーサイを加えたフレンチドレッシングで
宮本「体に良いし楽しいしで、もう、うわ~なんですかこれ?え~!みたいな大喜びです」
・俺のハンバーグ
牛と豚の合挽き肉を使用。ゆっくり火を通すため2回に分けてオーブンで焼く
ソースモルネー(ベシャメルソース+卵黄)とチーズを乗せバーナーで炙る
徳井「丸いですね!ほんまに丸やな」
中にはまた驚きが・・・
宮本「見た目もいいんですけど中にフォアグラが入ってるんです。フォアグラチーズハンバーグ!」
徳井「やだ~!」
菊池「贅沢~!!!美味しそう~、食べた~い」
ピエール瀧「ただハンバーグで片付けちゃもったいないぐらいの料理ですね」
宮本「見た目でも喜ばせたい、中身もそれに食べてる段階でも喜ばせたい。欲の深いシェフなんですよ!」
菊池「あのサラダ食べた後にハンバーグって食べられるかな?って思ったんですよ。ちょっと多かっ・」
宮本「あなたなら絶対食べられそうな気がする(´∀`)」
菊池「一般的な26歳の意見を言ってみたんですよ。私は絶対食べられますw」
新橋:あの人が最後に食べた鍋
昭和を代表する文豪、三島由紀夫が最後の晩餐に選んだお店
末げん
・鶏鍋
ソップ炊き:鶏ガラスープに醤油などを加えた鍋の調理法。末げんでは鶏ガラスープのみを使用
軍鶏・合鴨など、鶏のあらゆるところを使い野菜と煮込む
宮本「男の料理~というか、武士の料理?これからよし頑張るぞ!という時に食べたくなる料理だったんです。なるほど三島由紀夫と思いました!」
宮本「例えばね、カッティングの仕方にしても全部大胆なんです。意図的に味の一番良いところが生きるように」
宮本「何を驚いたかって言うと、これをつけて食べる物なんでけど普通ポン酢とかかなと思ったら大間違い」
大根おろし・山椒・醤油でいただきます
宮本「食べると、くっと噛んだときに筋肉を食べてるというか。ぐっとかじって、が~って染みる深みのある味なんです」
ピエール瀧「江戸時代とかの武士の人が、何かあるぞって時にかっと食べるような雰囲気があるって事ですね」
原点を追求するのが大好きという亜門さん、ナポリタンを追求した話を披露
宮本「どうしてもうちのお店でナポリタンを出したい。俺は本物を見たいんだっていうんで2人でイタリア旅行を決めたんですよ」
宮本「親父80になっただかで、行こうお父さん!一緒に探すゾ~ってミラノとナポリと三箇所」
宮本「メニューを見て、ネットで調べればいいものを・・・、ないんですよw全然ない!」
徳井「ないですよw」
宮本「なんでそんなに皆知ってるんですか?w」
徳井「お父さんはまだしも亜門さん気づきましょwそこは」
ナポリタンは戦後横浜の「ホテルニューグランド」のシェフが考案した物が発祥といわれています
宮本「行きましたけど、イタリアから帰って疲れきった後ですけど・・・、いきましたよ!」
菊池「でも私にもわかって、宮本さんにも分からないことがあるんだって思ったら嬉しかったですw」
沖縄:美しすぎる麺
陶冶処風庵
宮本「これ本人ね、料理屋さんだと思ってないんですね」
店内には沖縄を代表する陶芸家「大嶺實清」さんの作品がずらり
店主「僕の中では器屋さんです。料理というよりは素材の持つ本来のおいしさ、土地の恵みを一番伝えたいところですね」
宮本「器をお見せしたくてお料理を作っているという」
ピエール瀧「舞台を見せたくて芝居をやっているみたいなもんですよね」
徳井「どうですかこの舞台装置いいでしょ!」
・島野菜寿司
徳井「うわ~、綺麗な~」
ミミグイ(きくらげ)・クワンソウ・ハンダマ(水前寺菜)・島らっきょう・黒にんじんのお寿司
しゃりは少し醤油で味付け
・炙りソーキ
宮本「作るのに三日間かけてるんです、手間隙かけて。すっと骨がぬける、何一つ肉がついてこない。ほんとの手作りという感じ」
人生最高の一品
・如意麺(ルーイめん)
宮本「これ黄金なんです。麺もダシも黄金に見える。透き通った綺麗ですね~」
米粉を使ったオリジナルの麺
宮本「かつおダシなんですね。これが独特の美味しさがあって」
普通和食の場合、かつおはダシをとってすぐ出すだが、沖縄の方は徹底に使うそうで。
宮本「昆布、ヤギ、黒豚もそうだけど爪以外は全部食べるというか、美味しいものを徹底的に取る」
宮本「このかつおダシも奥深さのある風味なので麺とぴたっと合う」
宮本「僕はね、どうやって人をこう喜ばせるというか。例えば同じ舞台をやっていたとしても、違うスパイスを入れることによってばんっ!と生き返る」
宮本「素材が同じだったとしてもちょっとした組み合わせだったり、色んなアイディアによってあぁこれ美味しい、見た目がえぇ食べてみたい!」
宮本「人が喜んでいる笑顔を見れるって幸せな職業だからね~」
舞台も料理も
演出が人を喜ばせる
宮本亜門
毎週土曜夜11:30から。
みんな見てね~♪