歌舞伎俳優、中村七之助さん。
3歳でデビューして30年、幼い頃から歌舞伎の世界で生きてきました。
そんな七之助さんが魅せられた歌舞伎俳優のごちそう。
中村七之助さん人生最高の一品とは?
MENU
・優しさの丼
・生き様に魅せられた寿司
MAIN
・340年煮立ってるアレ
人生最高レストランでは料理の代わりに、
ゲストの「人生で最高においしかったもののお話」を味わえます
(2017.03.04日放送分)
出演者
ゲスト(今夜のごちそう様)
中村七之助
MC:
・徳井義実(チュートリアル)
徳井義実 (@tokuiyoshimi) | Twitter
・笹川友里(TBSアナウンサー)
常連客:
・高橋 茂雄(サバンナ)
・YOU
歌舞伎俳優に大人気というお店の紹介
ナイルレストラン
多い時だと週4で通うという七之助さん。
巡業で一ヶ月地方に行くと、とても恋しくなる味だそうです
注文するメニューは決まってこちらだという
・チキンマサラ
・キーマカレー
・アチャール
お店の定番メニューはこちら
・ムルギランチ
中村「初めて入るとムルギ?って聞かれるんですよ。一番定番でそれに押されて頼んじゃう人が多いんですけど」
徳井「じゃあムルギがいいんじゃないですか?」
高橋「ムルギめちゃめちゃ美味そうですよ」
中村「いやこれ美味いですよ、美味いんですけどぐっと我慢してチキンマサラ!」
神楽坂:優しさの丼
中村「小さいときからお世話になってるというか、神楽坂の」
高橋「小さいときから神楽坂や!」
YOU「庶民はもう神楽坂行きませんから」
ウチが近所だというお店がこちら
焼鳥 文ちゃん
お店で使う鶏肉の仕入先は明治35年創業築地「宮川食鳥鶏卵」
中村「煮過ぎても硬くならない、ここの鳥はだまされたと思って食べてください。全然違いますから!」
高橋「徳井は鳥にはうるさいですよ!」
徳井「うちのおじいちゃんは養鶏場を経営してましたから(´∀`)」
七之助さんが好きだというのがこちら
・つくね
中村「色々つくねってあるじゃないですか。タレがあって黄身がのってるとかじゃない、塩でつくね!」
中村「このつくねがですね、ちょっと今まで食べた事の無いつくねだと思います」
七之助さん一番のオススメ
・謎のご飯
七之助さん達をびっくりさせて喜ばせたい為に、文ちゃんが考えられたメニューだそうです。
中村「私達兄弟が名づけたんですね。ただの白いご飯に見えるんですけど実は」
中村「中に、塩でも美味しかったつくねをタレに漬け込んで焼いたのが入っている」
中村「塩のつくねとまた違った旨味、タレとの相性、ご飯にもの凄く合う!」
YOU「うわ~。ひどい事しますね~」
高橋「悪質やわ!」
徳井「隠蔽ですからね、つくねの!」
この番組、スタジオの皆さんは話を聞くだけで食べることはできませんw
京都・祇園:生き様に見せられた寿司
鮨まつもと
高橋「こんなん絶対俺らよう行かんわ・・・、財布に入るだけの金詰めていかな怖いもんw」
中村「そんなに高くないです」
紹介されたネタは
・甘鯛
京都でくじと呼ばれ親しまれているネタ
・煮蛤
伝統的な江戸前の定番
・漬け(マグロ)
中村「お腹すいた~。これダメですね、出てこないですもんね(´・ω・`)」
中でも好きだというのがこちら
・コハダ
一枚一枚、脂の乗り具合によって塩、酢の〆加減を変えている
中村「本当に一つ一つ丁寧なの、かっこいいなと思いますし。その姿に惚れた」
中村「お寿司屋さん何が好きかっていうとですね、その人の姿を見て会話だったり手の捌き方だったり道具の使いかた。それで一つのものを生み出して僕達に提供してくれてそれを食べるというのが、舞台を見てるようなんですよ」
京都・西陣:340年煮立ってるアレ
中村「これは大げさじゃなく、そこでしか絶対に食べられない!」
すっぽん料理 大市
中村「大石内蔵助が来たとかこないとか・・・」
高橋「討ち入りが成功したのはすっぽん鍋のおかげとか!?」
コークスを使って1600℃で一気に加熱、その火力に耐え抜いた鍋だけを使用する
中村「この鍋にダシが染みこんでいる。この鍋に水をいれて火で炊いただけで味がある」
人生最高の一品
・すっぽん鍋
具は浜名湖で独自に養殖されたすっぽんのみ。
味付けは醤油(何種類もの醤油をブレンド)・生姜・お酒(この鍋の為にだけ作ってもらっている特注)
高橋「そんなシンプルなおダシにスッポンだけで美味しいんですか?」
中村「これがね、たまらないんですよ!」
すっぽんの身から旨味を逃さないように1600℃で一気に煮上げる
YOU「コラーゲンが」
中村「スープも美味しいんですよ。面白いのは、おしろいをつけるじゃないですか僕達、のりが違う!」
YOU「やだ~、行きましょう!」
シメは勿論こちら
・雑炊
すっぽんのスープに米と餅を入れて煮込む
高橋「これはなんぼでも行けるやつやな~」
七之助さんにとって食べる事とは?と問われ
中村「カウンターがあるとすれば、向こうが舞台。こっちがお客さん。僕達の職業とリンクする。点数が出ないじゃないですか、色々。僕の芝居に点数は付けられないし、出てきた料理に点数を付けられない。何のためにやってるかって思ったら、大好きな人だったり好きな人、楽しんでもらう為に歌舞伎を、お客様の為に料理を出す。」
食べることは
舞台と一緒
中村七之助
YOU「もう、何?年上?33歳でこんな立派な」
高橋「お孫さんおられますか?」
中村「いないですw」
毎週土曜夜11:30から。
みんな見てね~♪