日本で劇的な再会を目指すYOUたちのドキドキウルウルのハッピーヒューマンドラマが楽しめる1時間。
その中で紹介されたカツ丼慕情についてピックアップ
家族・・・仕事・・・YOUを支えてくれたカツ丼とは。
Youは何しに日本へ?:テレビ東京(2016.12.19日放送分)
タイトルが、妙に美味しんぼの「トンカツ慕情」を連想させます
美味しんぼ第11巻 「トンカツ慕情」収録
作品詳細『美味しんぼ』 | ビッグコミックスピリッツ公式サイト
今回のYOUはアメリカ合衆国からきた
エリック・ジャクソンさん(49歳)
1986年宣教師として来日し、2年間東北地方に住んでいたというYOU
現在アメリカに在住、今回は翻訳の仕事で来日したとの事。
奥様は日本人、エリックさんも日本語堪能です。
スタッフ「あなたから見て日本って国はどうですか?」
エリック「まず日本の人たちが素晴らしい。あと食べ物、どこに行っても美味しいです」
スタッフ「とくに好きなものはありますか?」
エリック「言ったら多分皆笑うんですけど、カツ丼が一番好きです」
YOUがカツ丼を好きになったのにはある理由が・・・
昔は食べ物の好き嫌いが酷かったエリックさん。
2年間異国の地で仕事をしなきゃいけない。
日本で食べていけるんだろうか、死ぬのかなって悩んでいた。
そんな30年前、初めて連れて行かれたのが小さな日本料理のお店
そこで頼んでもらったのが思い出のカツ丼
エリック「それが最高に美味しかったから(*´∀`*)」
これは日本でやっていけると思ったそうです
エリック「あれ程美味しいカツ丼にまだ出会ったことがないですよ!」
お店の名前は思い出せず、場所もある程度しか記憶に無いエリックさん。
30年前食べたっきりのカツ丼を求め、スタッフの提案の元、一緒にお店を探すことに。
覚えているのは仙台、青葉城(仙台城)の近くという事だけ。
19歳・・・1人でやってきた異国の地
エリック「あのカツ丼があるから今の僕がいる」
30年前のカツ丼にもう一度会いたい!!!
エリック「こういう城壁とか城跡は覚えてます。30年前と変わらない、仙台は本当に綺麗な街。今も昔も・・・」
タクシーである程度の場所までは移動、後は歩いて探すことに。
エリック「雰囲気が全然違いますね」
覚えてる建物もない模様。
地元のスーパーで聞き込みすると、ここら辺りでは唯一という日本食屋さんを教えてもらえる。
エリックさんは確信を持てなかったが本日は定休日という事で、翌日再び訪れる事に。
ネットで調べるとカツ丼要予約の文字・・・、カツ丼で予約???
スタッフ「後は食べればわかる感じですよね」
エリック「そうです!絶対にわかります。昔と同じ味だったらいいんだけど」
翌日、朝ごはんを抜いてお腹を空かせた状態でお店を訪れるエリックさん。
亀鶴庵
創業から41年のお蕎麦屋さん
その当時から変わらずご主人が今でも腕を振るっている
エリック「いやぁこんなに広くなかった気もするけど、雰囲気は結構記憶と同じですね」
・日本一カツ丼 1550円
運ばれてきたカツ丼にエリックさん絶句w
エリック「・・・、覚えてるのはもう少し小さかったw」
そのカツの重量400g
しかし一口食べて、
エリック「これだ!!!ウマい!」
エリック「すごく甘いんですよ、やっぱり使ってるタレかわからないけど。この甘さを覚えてる」
設楽「厚っ!」
日村「カツがでかいもん、カツが!」
カツと一緒に思い出も噛みしめるエリックさん。
エリック「日本一だよね」
美味さの決め手は41年注ぎ足した秘伝のタレ
特徴ある味にしたいと思い、甘みの強いタレを作った
最初はもう少し小さかったカツも、インパクトを求めて大きくなっていったそうです。
エリック「この味で、不安でいっぱいだった僕は初めて大丈夫だと思えた」
店内は増築され少し変わっていたが、
カツ丼は30年前と変わらない思い出の味でした
とてもボリューミーなカツ丼をエリックさん完食!
エリックさんは28年前日本人女性と結婚、
3人の息子を授かり今年10月には初孫も誕生
もしもこのカツ丼に出会わなければ、今の人生は無かったかもしれないと
感想を聞かれ涙ぐむエリックさん。
エリック「仙台があって、僕がいるっていう気持ちを強く感じているね」
スタッフ「原点みたいなものですかね?」
エリック「そうだね。仙台も僕も30年で大分変わりましたね」
エリック「是非またここで30年後にwありがとうございました」
Youは何しに日本へ?は、毎週月曜日夜6時55分からTV東京系列にて。
皆みてね~♪